柿の特有の内部障害

  • タンニン斑(たんにんはん)
    果肉に茶色い斑点が現れる現象です。渋みの原因となるタンニンが局所的に残留し、見た目や食感に悪影響を与えることがあります。
  • 水浸状果肉(すいしんじょうかにく)
    果肉が過剰な水分を含み、水っぽく柔らかくなる現象です。湿度が高い環境や保存方法の不備が原因で発生します。
  • 内部黒斑病(ないぶこくはんびょう)
    果肉内部に黒い斑点が発生する病気です。栄養不足や環境ストレスが原因で発生し、果実全体の品質を損ないます。

柿の内部品質を高めるためには、選別時に糖度や硬度を正確に測定し、内部障害の有無をチェックすることが重要です。光センサーを搭載した選果機を使用することで、高品質な柿を市場に提供できます。

柿を選別できる選果機

近江度量衡

柑橘・落葉果実・トマトなどの農産物を検査

ローラースター

ローラースター

近江度量衡公式HP
(http://ns.omiscale.co.jp/products/sorting_system_id20.html)

特徴
  • 外観・内部品質・重量など等階級判定
  • 多様なサイズに適用可能
  • 果実にやさしい独自の整列コンベア
検査項目 重量・サイズ・糖度・酸度・水分量など
選果できる果物の数 最大16個/秒
選果対象 柑橘・落葉果実・トマト
機械サイズ
(幅×奥行×高さ)
オーダーメイド対応可能

雑賀技術研究所

青果物のブランド化・付加価値UP

アグリセンサー AGR-14

アグリセンサー AGR-14

雑賀技術研究所公式HP
(https://www.saika.or.jp/sensor/lineup.html)

特徴
  • 高速で安定した測定精度
  • 最大10項目まで同時に測定可
  • 機能性成分検査も可能
検査項目 糖度・内部障害
選果できる果物の数 不明
選果対象 りんご・梨・柿・桃・トマト
機械サイズ
(幅×奥行×高さ)
不明

三巧技研株式会社

作業が快適

SW2100シリーズ

SW2100シリーズ

三巧技研株式会社公式HP
(https://www.sanko-giken.com/sw2100)

特徴
  • 作業が快適
  • 100V・200V選択可
検査項目 重量
選果できる果物の数 4,000~10,800個/h
選果対象 落葉果樹・トマトなど
機械サイズ
(幅×奥行×高さ)
2,400×410×1000(mm)~

宝計機製作所

カンタン設定! 最大20ランク選別が可能

分太Ⅱ

分太Ⅱ

宝計機製作所公式HP
(https://www.takara-scale.co.jp/products/agriculture/sorting-machine/bunta2.htm)

特徴
  • 音声式重量選別機
  • 最大20ランクの選別可能
  • 音声とランプでお知らせ
検査項目 重量
選果できる果物の数 不明
選果対象 中型果物・桃・梨・トマトなど
機械サイズ
(幅×奥行×高さ)
330×425×108(mm)

三井金属計測機工株式会社

良いものだけをすばやく選別。障害果の検出も可能

SMART-SELECTOR バケット式簡易選果システム

QSCOPE-SELECTOR バケット式簡易選果システム

三井金属計測機工株式会社公式HP
(https://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/mkit/business/seika_selector.html)

特徴
  • 自動供給機で省人化
  • 高精度センサー搭載
  • オプションが豊富
検査項目

糖度・熟度・蜜・内部障害・サイズ

選果できる果物の数 10,800個/h
選果対象 りんご・みかん・桃・キウイ・柿・梨など
機械サイズ
(幅×奥行×高さ)
4,760~5,978×950×860(mm)

ヤンマー

透過型の光センサを搭載し、高精度・高能力な選果を実現!

透過型光センサ搭載連続選果機ひかり庵

透過型光センサ搭載連続選果機ひかり庵

ヤンマー公式HP
(https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/fruit_grader/hikarian/)

特徴
  • 果実の内部全体の情報を高精度に検出
  • 上から計測で、大きさを選別
  • 家庭用電源でOK
検査項目

糖度・酸度・熟度・内部障害・サイズ

選果できる果物の数 10,800個/h
選果対象 桃・リンゴ・梨・トマト
機械サイズ
(幅×奥行×高さ)
2,140×1,800×1,375(mm)~

柿を選別する選果機を選ぶ際の注意点

梨を選別する選果機を選ぶ際には以下の点に注意しましょう。

サイズを選別できる

柿は他の多くの果物と同じく、まずはサイズによって選別を行います。箱詰め基準があり、5キロの段ボール箱に柿を何個入れるかが決まっています。

産地により違いますが、例えば新潟県の場合は1番小さいSで44個、1番大きい3Lで28個というのが箱詰め基準です。サイズの選別はJAなどの選果場に持っていき計量してもらうのが一般的です。

ただ、最近では生産者各個人で重量選別機を導入し、選別しているところも増えています。

外観を選別できる

意外に思えるかもしれませんが、柿は外観における選別項目が多いです。

具体的には形状、病虫害、障害、生理障害、薬害や汚損などがあり、さらに細かく分かれています。例えば、すす病やスリップスなどにより皮に黒い点が認められると最上級の等級には選別されません。

オレンジ色の柿なので黒点は目視でも見つけやすいとはいえ、全周にわたりチェックするのは大変です。外観からそういった傷や点などを選別できる選果機を導入して、作業負担の軽減を図ることも検討しても良いかもしれません。

内部を検査できる

柿の場合、内部を検査できる選果機を導入しているところは、まだまだ少ないのが現状です。

JAなどの選果場で糖度を自動で判別する設備を入れているところもありますが、小規模農園での導入のハードルは高いでしょう。

しかし、柿の糖度を検査して、18度以上の柿にだけ特秀と秀の上の等級を設定してブランド化する事例などが出てきています。

糖度を検査するには従来であれば柿を割って果汁を検査する必要がありましたが、検査した柿は売れないため、最上級の特秀を無駄にしてしまうことも。

そこで注目されているのが光センサー式の選果機です。切ることなく柿の糖度を検査して選別可能。糖度を分析でき、付加価値をつけた出荷が叶います。

柿用の選果機の導入事例

愛知県にみよし市果樹組合共線柿部では糖度18度以上の柿を特秀と定めて「甘みよしpremium」というブランド名でブランド化に成功しています。

3玉で1,000円と通常の「富有」の品種と比べても高い値段で取引がされています。

参照元:JAグループ https://org.ja-group.jp/challenge/article_post/2224/

まとめ

柿の選別は、JAなどの選果場に委託して実施しているのが現状です。JAとしてブランド化の取り組みを実施しているところもありますが、JAへの委託では、やはり市場価格の影響を強くうけます。

一方、生産者が自分で販売する場合、選果作業は大きな負担。個人で販売するには何かしらの付加価値をつけないと高値で販売することは難しいでしょう。

そこで作業負担を軽減し、付加価値もつけられる、比較的小さなタイプの光センサー式選果機が注目をされ始めています。選果機を検討する際に1つの候補として検討してみてはいかがでしょうか。

内部品質で分ける
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